老化の一つだという認識を持たれる方も多いと思うのですが、今回は「忘れる」ことについて記録します。
この年になると、この忘れる話を友達としてたら、なんぼ時間あっても足りないくらい、次から次へのエピソードが出てきます。
「朝、電子レンジ開けたら、前の晩に温めてたおかず残ってた」とか、夕食に1品足りなかったのに気づいてないんですよ。
こんな話は、ベテラン主婦の”あるある”ですけどね。
この前、Twitterにも投稿したんですが、冷蔵庫に牛乳3本入ってましたからね。
もうね💦
うっかりのレベルじゃ
ない状態なんです…#物忘れ#酷い#病的 pic.twitter.com/P1o9WjZXmm— えみゅう@ひとり親のお金の専門家📪 (@eemeww) March 18, 2021
これ老化の一つじゃないの?って思う。
もちろん、脳も老化しますからね。
もくじ
記憶の仕組みと海馬のはたらき
記憶ということは、「覚える→キープする→思い出す」一連の流れですけど、思い出すというのがスムーズにいかないのが老化です。
ただ、老化に関わらず人の記憶は1時間で半分、1日で約7割近くも忘れるようにできています。
「忘れる」という事は、ごく自然な事であると証明されています。
生活していたら、毎日膨大な量の情報が入ってきます。それを全て記憶していてはどんな人でも、ショートしてしまいますよね。
脳は「この人の名前は会社の上司だから、絶対に忘れないようにしよう」とか、「今日やったこの手続きは、もうすることないし、生活にも支障がないから、必要ない」と思ったら忘れる。
このように、情報の「必要」「不必要」を決めてくれているのが、脳の海馬のはたらきです。
海馬によって、不必要と判断された情報=「忘れる」それによって、記憶が整理され、より効率的に必要な記憶が引き出せるようになります。
防衛反応のひとつとして「忘れる」
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という言葉がありますが、嫌な経験したはずなのに忘れて同じことしてしまったという「忘れる」は、またちょっと違います。
忘れることによって生きていけることもあります。
忘れるという機能は防衛反応の役目をしている時もある。
刺激(ストレス)が強すぎて処理しきれないときに、ストレスを遮断しようとして自動的に記憶を喪失する。
「起こったことや聞いたことがショックすぎて、その間の記憶が全くない。」という話もたまに聞きます。
そのショックをまともに受けてしまうことで、脳を含む体の臓器に対するダメージが大きくなって耐えられなくなる。
例えば、大切な人が突然亡くなったときなど、ショックのあまり意識を失うことがありますが、これも解離の一種で人間の防衛反応です。
防衛反応がないと死に至ることもある
その防衛反応がないと、ショック死に至ることもある。
もちろん、ショック死でも精神性,神経性,出血性,過敏症,中毒性細かくあります。
そう考えると、「忘れる」こと1つとってもでもさまざまです。
人間の体や脳はめちゃめちゃ興味深い、創造主は本当にすごい!
脳の老化は予防できる
老化による脳の衰えも防止することができます。
その方法の1つは運動です。そして大切なことは習慣にすること。
ビジネスでも健康でもなんでも同じですが、少しでも若い時にその知識があるかないかによって、その後の人生が大きくかわります。
つい先日放送した「人の50%は習慣でできている#75」もあわせて聴いてみてください。