人間の50%は習慣で出来ている!習慣が身につくまでの時間

みなさんには習慣にしていること、もしくは習慣にしたいとありますか?

人は毎日欠かさずやることがあります。

朝起きると顔を洗ったり歯を磨いたり、夜はお風呂にはいったり、それ以外にも何か習慣にしていることあると思いますが、毎日していることをしない日があると気持ち悪くなりますよね?

そこまで習慣になってることでも、やめてから時間が経つと気持ち悪さもなくなってくる。

習慣が身につくまでにかかる時間のウソ

習慣にしたいことは、21日間(3週間)継続すると習慣化するという話を聞きます。

この話はどこから来てるかというと、ある形成外科医であり臨床心理学者の書籍に書かれていた内容です。

整形手術を施した後、その患者が自分の新しい顔に慣れるのに平均約21日(3週間)かかります。

腕や脚が切断された場合は、手足の幻影が21日間(3週間)ほど残り、無くなったはずの手足の痛みを感じることもあるそうです。

こちらの音声配信では、なりたい自分になるイメージを持つことが大切だという話をしました。

最低でも21日間イメージし続けることで、新しいイメージが定着するというお話です。

では、習慣化に要する期間も21日間(3週間)なのかというと、そうでありません。

これはイメージが変わるまでの期間で、習慣にはなっていないということが最近の研究ではわかっています。

習慣化までの時間は平均66日~90日

研究では早い人だと18日で習慣化した人もいれば、逆に84日でも習慣化しなかった人がいるそうなのでこの66日というのはあくまでも平均値だそうです。

私は以前、かなりのヘビースモーカーだったんですが、禁煙セラピーという本を読んでやめました。

その時を振り返ってみると、3週間程度ではまだまだタバコをやめる習慣にまでは至ってません。

ただ、禁煙の期間が長くなればなるほど、「ここで吸ってしまったら勿体ない」という気持ちが強かったですね。

習慣化までには66日間(2か月)はかかるということなんですが、最近の研究では習慣化までに90日かかるのでは?という話も出てきてるそうです。

いずれにしても、ここでやめてしまうと気持ち悪い、もしくは勿体ないという気持ちを上手く利用して習慣化につなげることができれば思います。

習慣化

損失回避の法則をうまく使って習慣化する

人は「これを買うと得をする」や「続けるとよいことがある」というよりも、「買わないと損をする」や「やめてしまうと損をする」と思う方が印象に強く、行動を促されやすいです。

それを損失回避の法則といいます。

損失回避の法則とは、人間は「得をすること」よりも「損をしないこと」を選んでしまうという法則です。

損をしたくない気持ちが損をする

特に日本人はこの損失回避の欲求が強いと言われています。

習慣化におすすめの書籍「超習慣術」

習慣化におすすめの書籍がメンタリストDaiGoさんの超習慣術です。

根性論とか精神論ではなく、習慣化の方法や悪い癖の直し方を、多くの人に当てはまるように科学的根拠で面白く書かれているので、生活に落とし込みやすいと思います。

「人間の60パーセントが水分でできている」と言われていますが、「人の50パーセントは習慣でできている」と言われています。

さいごに

人が習慣化までには66日間かかると言われています。

また、上手く習慣化するために損失回避の法則を使うことも方法の1つです。

人を見るとき、その人がまとっている物、服や持ち物ではなく、どんな習慣を身に着けているのかを人をみるときの指標にした方が良いといいますが、全く異論はありません。

有名なマザーテレサも「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから」と言ってます。

よい習慣を身に着けることは自分だけに限らず、子ども達にとってもよい影響を与えるはずです。

まずは健康に繋がる習慣化を考えてみたいと思います。