虫も子供も根気と観察が大切!わが家の虫育児

今、小2の息子が興味を持っているのはカブトムシです。

この夏は虫かごと網も持って、私も何度となく息子と一緒に公園に行きましたが、まだ一度も自力で採れていません。

唯一、珍しいセミの羽化の瞬間を観察できたこと以外、息子にとっての昆虫採集は不完全燃焼で夏も終わりに近づいてます。

セミの羽化

夏休み前に友人からカブトムシとコクワガタのつがいをもらったので、毎日それを観察しては自分の世界に浸ってる様子です。

そんな息子の様子を見て、前から気になっていた『虫育児』について考えてみました。

頭の良さと強い心が育つ虫育児

今年に入って『虫育児』というワードをよく見るようになりました。

息子が虫に興味を持ちだしたら、一度読んでみたいと思っていた書籍があったのでここぞとばかりに購入したのがこれです。

都会に住む「虫が苦手なシングルマザー」が、息子さんを虫博士と呼ばれるまでに育てあげた過程と、虫育児が最強の子育てメソッドだという理由が書かれた1冊です。

子どもが虫に興味を持つと、虫に関する知識はもちろん海外の虫やその国の事などを知りたい欲求から、本や図鑑を読むようになるので「ひらがなやカタカナ、漢字」なども自然に覚えます。

大きさなどにも興味が出てくるので長さを計ったり重さを計ったり、量感までも身につくのです。

虫に限らず恐竜や乗り物も同じで、子どもの好奇心をどのように導いてあげられるかというヒントにもなる書籍でした。

わが家の虫育児3つのメリット

生き物を飼うことで、命の大切さや循環を知る。

これは言うまでもないことですが、それ以外にも息子の様子から感じたことがあったので、私が感じた虫育児のメリットをピックアップします。

自分だけの時間と空想ができる

幼少期からの成長過程で、ひとり遊びや空想はとても大切だと言われています。

息子はカブトムシ相手に話かけたり、土や木を動かしてはカブトムシの部屋をつくったりしていて(カブトムシには迷惑かもw)とても親近感を持って接っしているようです。

空想は経験の裏付けを得て具体的にイメージを膨らませ、これが想像力に繋がる。

カブトムシには良い体験をさせてもらっているな~と思っています。

性教育の一環にもなる

「カブトムシが繁殖してほしい」という気持ちから、どうやったら卵を産むのかを知りたくなります。

息子からの質問を受けて交尾の話をするのですが、どんな生きものも生命を繋ぐために交尾が必要で、人間も例外ではないと説明しました。

どこまで理解できてるか分かりませんが、性教育のとっかかりとしては第一段階クリアという感じです。

どうしようもないことを知る

生き物はおもちゃではないので、自分の思い通りになりません。

命が終わることも避けることはできません。

先日息子が自分のおこづかいで買ったカブトムシが、2日も経たないうちに死んでしまいました。

死んでしまって悲しい気持ちとお小遣いが2日で無くなってしまった悔しさで、数時間文句を言ってみたり、カブトムシがかわいそうだと落ち込んだりと、自分の感情をうまく処理できないようです。

でも、その日の終わりには現実を受け入れて、自分なりに納得した様子でした。

人生には自分の力ではどうしようもないことがあるということを、初めて経験したのではいかと思います。

息子が虫に興味を持った「点」とは

息子がカブトムシに興味を持ちだしたきっかけを思い返してみました。

3才の時に友人から「カブトムシあるけどいる?」と連絡があり、生命の一連を知るよい機会だと思ったので飼う事にしたのです。

当時のことを息子に聞くと、卵から成虫になるまで何度も土を入れ替えたり、水分を足したりしたことが印象深く記憶に残っているようです。

そして、この夏に学校内で虫好きのお友達から虫の話を聞く機会が増えて、それが彼のアンテナにひっかかたのでしょう。

この3才の頃の経験が7才に再び興味となったことで「育児の点を打つってこういうことなのか~」と妙に納得しました。

さいごに

子どもが興味をもつ物は、何がきっかけになるか分かりません。

ちょっとしたことが子供にとって深く記憶に残っていたり、時間と労力をかけて準備したものでも子供にとっては魅力がなく、記憶にすら残ってないこともあります。

書籍には「虫育児はお金を掛けずにできる最強の知育である」とも書かれていました。

子どもの自立を促すためには手や口を出すよりも観察が大切です。

このような言葉があります。

「乳児は肌を離すな、幼児は手を離すな、少年は目を離すな、青年は心を離すな」

子育てで気をつけなければいけないポイントは成長過程で違いますが、親も虫の観察と同じでどの年代になっても根気よく見守る力が試されるのだと思いました。