プラセンタ注射は美容効果を目的として使用されていると思いがちですが、更年期の症状改善にも有効であることから摂取される女性が増えています。
また、プラセンタ注射は高額のイメージがありますが、病気の治療として更年期障害の場合、年齢が45歳~59歳の女性の方については保険適用になり、美容目的の場合は保険対象外になります。
もくじ
プラセンタ注射とは
プラセンタ注射は、人の胎盤から抽出された成分「ヒト由来プラセンタ」を摂取します。厚生労働省で認可されているは「ラエンネック」、「メルスモン」の2種類です。
臨床的には両方ともほとんど違いはないようですが、肝臓の改善に使用されるプラセンタが「ラエンネック」、更年期障害の改善には「メルスモン」を使用している病院が多いようです。
プラセンタ注射の効果とデメリット
プラセンタは厚生労働省に承認された効果・効能以外に、めまい、ほてり・のぼせ・イライラ、更年期障害の症状のほかに、 シワやほうれい線の改善、美白、美肌、育毛など様々な効果が期待されています。
デメリットとしては、プラセンタ注射を一度でも接種すると献血が出来なくなるので理解しておきましょう。
またプラセンタ注射の副作用はほとんどないといわれていますが、まれにアレルギー反応などがあるようですので専門医からの注意事項をしっかりと聞きましょう。
プラセンタ注射はどこで受ける
プラセンタ注射の接種は医療機関でのみうけられます。美容外科だけではなく、内科、外科、皮膚科、整形外科などさまざまな専門の病院で扱っていますが、病院によっては取り扱いがないところもあります。
かかりつけの病院や受診してみたい病院に問い合わせして、プラセンタ注射の接種をおこなっているか事前に聞いてみるといいですね。
ひとり親医療を有効に使う
ひとり親世帯の場合、収入によって申請できる「ひとり親医療制度」があり、自治体によって対象者の範囲や自己負担の有無、所得制限の内容、など助成方法が異なります。
わたしが住んでいる自治体では、1か月内に同じ病院で受診した場合、1回500円×2回分=1000円が上限になります。3回目以降は受診料がかかりません。
例えば、1週間に1回(月4回)のプラセンタ注射を摂取した場合でも、治療費は1,000円です。
あわせて知りたい
更年期障害を改善するためにの相乗効果として、アロマなどのマッサージも試してみるといいかもしれません。
ラジオでは「受け方次第でマッサージの効果倍増#24」も配信していますので、あわせて聞いてみてください。