病気の捉え方

今日は体や病気についてお話したいと思います。

私は32才に出産した後にバセドウ病になりました。

病名が分かった時にはかなりひどい状態だったので、入院することになります。

その後、34才の時に主人を大腸がんで亡くすことになるのですが、それまで病気について深く考えたことがありませんでした。

現在は医学も発展しているし、よほどの事がない限り命に係わるような病気になることもない。

ガンなどの完治が難しい病気になるのもドラマや映画の世界で、自分がそんなドラマのような経験をするなんて微塵も思ってませんでした。

全く持って無知だったんですね。

自分の視野が狭すぎた

自分が知らないだけで、その当時すでに3人に1人がガンになるという時代でした。

それによって亡くなる人が多いことも、医学が発展しているにも関わらずガンになる人が多いことも、全く知らなったし、調べたことすらありません。

自分の身に降りかからないことっていうのは全く興味がないし、見てる世界が全く違うんですよね。

主人の病気がきっかけで、ガンのことはもちろん医療にも興味が出てきて、体だけではなく心のことにもアンテナを立てるようになっていました。

今は体、心、魂(スピリット)、全てのバランスが大切で、何かに偏りすぎてもどこかに歪が出てくると思っています。

今に至るまでに、たくさんの人との出会いやそこから得た情報もありました。

戻っておいで私の元気

みなさんは、岡部明美さんをご存じでしょうか?

岡部明美さんは、現在ワークショップトレーナーやカウンセラー、研修講師として活躍されていますが、36歳で脳腫瘍と水頭症を発症し、死に直面されています。

闘病中は完全な障害者になり、自分では食べることも、排泄することも、歩くこともできない身体になります。

ホリスティック医学に出会い、自然治癒力、免疫力を高める数々の代替療法、自然療法、自助療法を実践し克服。この間、意識変容が治療への鍵であることを知ることになったそうです。

岡部明美さんのエッセイを1つご紹介します。

「病気」

 

あなたが 自分の心とからだを

痛めつけるような生き方をしているとき

不自然な生活習慣をやめないとき

心が葛藤で苦しんでいるとき

からだは 病気という手段を使って

あなたのいのちを救おうとする

それは悲しいほど

正確ないのちのシステム

病気は 大自然のいのちのリズムや

自然なままのあなたの姿から

遠く生きていることへの警告

からだがあなたを生かすために

投げかけた命綱

病気はどこまでもどこまでも

あなたのいのちを守ろうとする

あたたかな

いのちのシステム

このエッセイは『もどっておいで私の元気!』という岡部明美さんの書籍から引用しました。

他にも心に刺さるエッセイがたくさん書かれてます。

さいごに

病気になった経験がないのに、健康に気をつけろと言われてもなかなか実感も湧きませんし、私自身がそういう経験をしてきたのでよくわかります。

この年になってはじめてその意味を理解できますが、それでもまだ改善できない生活習慣もあります。

添付の音声配信では、「イメージを侮ると怖い」というマインドについてお話しました。

なりたい自分になるイメージを持って脳にアプローチすることは、こころとからだを病気から遠ざける手助けになるでしょう。