日本に帰国する予定で取得した航空券がフライトの1週間前に欠航になり、キャンセルメールが届いたのが3月23日。
その時点ではまだカタール航空などの予約が可能だったけど、航空券を購入しても再び欠航になる可能性もあるし、めっちゃめちゃ悩んでとりあえずハンガリーに留まる選択をした。
キャンセルになった航空券をどうするか?私が選択できる処理方法は以下の3つ。
すぐには決断できず、迷っている状態が続く。
- 航空便の変更:9月30日までの期限で航空便の変更可能。
- バウチャー交換:航空券をバウチャーに交換した場合、KLMオランダ航空含む5社での航空券再購入が可能。
- 返金処理:直近の返金処理には対応してもらえず、一旦バウチャーに交換してから1年以内にバウチャー使用しなかった場合は返金対応。
私はこの中のバウチャーに交換する事を選択した。
返金処理をしても一旦バウチャーに交換されるので、実質は2つの選択肢となります。
もくじ
バウチャー交換にした理由と私にとってのメリット
バウチャーはKLMオランダ航空はじめ、デルタ航空、エールフランス、ケニア航空便、ヴァージンアトランティックの5社の航空会社のフライトで使用することができます。
また、バウチャーを使用しなかった場合バウチャー交換してから1年後に返金処理の対応になるので、現金に換えることも可能だということです。
この方法を選択した理由は、万が一日本の状況が悪くなり帰国出来なかった場合は、日本への帰国を諦めて直接カナダへの渡航も視野に入れて考えると、この5社で使用できるバウチャーは私にとってメリットだと思いました。
決断に時間がかかり、バウチャー交換の処理を申請したのは4月19日。
バウチャーが発行されるまで数週間~遅くても6週間以内に対応が完了するということでした。
多分、平常時であれば処理にここまで時間がかることは無いのともいます。
どの国の国境も閉鎖されたままで入国出来ない国が殆どですが、ネット検索すると5月の段階で予約できる航空便は増えてきています。
なのに、バウチャーが発行されるまで予約が出来ないのはとても不安ですし、さらに航空券の価格も変動するので焦ります。
バウチャー発行が遅いのでKLMオランダ航空にLINEで問い合わせ
5月初旬、バウチャーの発行まで待ちきれず、発行を早めてもらうためLINEで問い合わせしてみました。
こういう客が居るから対応が大変なのはわかってるけど、すべてが宙ぶらりん状態が続き精神的に落ち着かないんです”(-“”-)”
えみゅう
KLM
えみゅう
KLM
心の声:「そんな事わかっとんねん!その現金が無いからバウチャー使いたい言うとんねん!!!」
えみゅう
KLM
要するに、「現時点でバウチャーが手元にないのであれば、現金かクレジットで新たに航空券を購入し、欠航で交換したバウチャーは発行後1年以内なら使用できるし、使用しないのであれば1年後に返金の処理をしてください。」ということです。
こんな時なのでどの業界も対応と経営が大変だというのは、知識のない私でも理解できます。
でも、もし返金されるまでに航空会社が破綻しないとも限らない。
そしたら返金されないんじゃないの?っていうか、新たに購入した便さえも欠航になったらそれも更にバウチャー?航空会社を支えるために経済的に厳しい一般人も協力しないといけないの?と、どんどんネガティブな想像が膨らんでいきます。
航空会社が経営破綻になったら?
経営破綻にはいくつかのパターンがあるようです。
- 会社が倒産して会社そのものがなくなってしまう場合
航空券は紙きれになり、マイルも全て失効します。もちろん救済処置も一切ありません。 - 破産しても再建して会社が存続する場合
予約済み航空券はそのまま利用可能で新規予約もできます。マイルも補償されますし、 株主優待券も利用できます。
今回のようにバウチャーに交換することで、5社の航空会社で1年間使えるのはメリットかもしれません。
でも万が一、1年以内に航空会社がなくなってしまうとバウチャーすらただの紙切れになってしまいます。
だったら手数料を支払ってでもキャンセルしたほうがまだお金が返ってくる!という見方もありのです。
どうするべきか選択肢は色々考えられますが、自分がどこの航空会社のチケットを持っているかが重要になってくると思います。
経営破綻は決して突然ではありません。
今の時代、ネット上で何かしらの情報を得ることは可能ですから、海外サイトであってもGoogle翻訳を駆使しながら自分自身で情報を拾いにいくという結論に達しました。
新型コロナウイルス第二~三波に備えての注意点
2020年の春先に起こったパンデミックで世界中は大パニックで、航空会社は異例の対応。
これからどうなるか分からないことばかりでした。
欠航もあるかもしれないとは予測していたものの、その後の返金や交換などの補償などをゆっくり考える暇もなく、今なお必要に迫られて目の前の出来事を即決しながら進めてる状況(涙)
今後、予約便が欠航になることも十分ありえると覚悟し、第二案、第三案を考えておく必要があります。
また、航空会社が経営難に持ちこたえられる体力があるか否かも、航空会社を選ぶポイントになると思いました。