緊急事態でビザの滞在期間延長

ビザの有効期限が切れる前に帰国しようと思い、予約した航空便が直前で欠航になってしまったので、有効期限の迫るビザの更新が必要になりました。

ビザコンサルタントに状況を説明し、必要な書類とお金を持って事務所まで届けに行くと、厳重にマスクをして事務所の外での受け渡しです。ソーシャルディスタンスを保った状態で、必要最低限の会話をして自宅に戻ると早速メールが届いてました。

ビザコンサルタント

めっちゃ残念なんやけど、あんたは来るのが遅かった。30日前がリミットやってん。私は彼ら(移民局)に特別な手紙を書かなあかんわ。
それから、諸々の書類(銀行の残高証明や納税証明等々)を準備しておいてな。

ビザの更新をする場合は通常最低でも30日前に手続きをする必要があり、コンサルタントはそれを前提に連絡をくれましたが、私は「通常の更新ではなくこの緊急事態に適応される滞在許可証の延長手続きが出来ないか」を伝えました。

リミットが過ぎてるのは理解してるんよ。私は今回の緊急事態に対応するための延長手続きをしてほしいねん。期限内に帰国するつもりで航空券取ったけど、この事態で欠航になってしもたんよ。私の意志で帰国しなかったんじゃないねんもん。
それやし、昨日ハンガリーは以下のような決定したと連絡がきたんよ。「緊急時の申告により居住許可の有効期限内にシェンゲン協定国を離れることができない場合、入国管理局で事前に予約することで滞在を延長することができます」

zigzag

前日にハンガリー国がビザについて緊急の対応をすると決定した内容のメールが届いたので、その旨を伝えました。

ビザコンサルタント

うん、知ってるよ!でも、強い帰国の意思があれば国はあんたを止めることはできへんねん。だから私はあんたの言い分として、「帰国する航空運賃がめっちゃ高いし、彼女は感染を恐れている」という手紙を書いたで。あとは返事を待つしかないわな。
「国はあなたの出国を止められません」もちろんそうです。違う国籍の人を無理やり留めることが出来るのはよっぽどの理由がないと無理なことですよね。

「でもあなたが本気で帰る気があるのであれば、1社の航空便が欠航になったとしても別の便で帰国できるでしょう?」っていう事なんでしょうか?

移民局と直接やり取りした訳じゃないし、しかもコンサルタントとのやり取りも英語で私の読解力もかなり怪しいので間違っているかもしれませんが、こんな事態なのになんか強引な内容だな?と思いました。

どちらかというと「あなたがどうしても帰国するのであれば止めませんが自身の意志と責任でお願いします。でも、出来る限り渡航は避けてください。必要であれば緊急対応として滞在を延長できます。」って事なんじゃないのかなぁ?

今、世界中で感染を抑えるために外出規制やあらゆる手段で対応しているのに何か腑に落ちない。やっぱり言い回しとかニュアンスって本当に難しい。

とにかく待つしかないのは事実(溜息)