カナダ親子留学のビザをオンライン申請してみた

9月からカナダのハリファックス（ノバスコシア州）へ語学留学に行くためにビザ申請が必要なので、ビザ代行業者さんに依頼せずに自分でオンライン申請してみました。

自分で申請する理由は費用を抑えるためです。そう！大して貯金もないのに留学するからです（爆）私の好奇心と無謀さが、せざるを得ない次なる挑戦を生み出す・・・。

申請者について

今回ビザ申請した私は、15歳の娘と6歳の息子を持つシングルマザーです。子供たちを海外の学校に通わせる目的で、私自身がカナダへ語学留学することにしました。州によりますが私たちが行く予定のノバスコシア州では、親が語学留学（1年）で滞在する間、義務教育年齢内の子供は地元の公立学校へ無料で就学できます。ビザを申請するのは語学留学をする親になります。

要領と読解力が悪い年齢で（年齢のせいか？）挑戦するわけですから、約1週間パソコンの前でオンライン申請（画面は見渡す限り英語）と格闘しました。Google翻訳先生を何百回もお世話になり、余計なところをクリックして、途中でデータを消す→凹む→諦めたくなる→泣きながらやり直す、を何度繰り返したでしょう（号泣）

そんな私が反省を踏まえ、どういう手順でオンライン申請をすると時間を無駄にせずスムーズに進むかをまとめました。

注意

申請に必要な書類や手順は申請する内容や申請者の背景（経歴や家族構成など）によって異なりますのでご注意ください。

スムーズにオンライン申請する手順

①オンライン申請のための必要な書類を事前に準備
②申請するためのアカウントの取得
③オンライン画面上で申請する

オンライン申請に必要な書類

必要な書類は全てスキャンもしくはコピー、写メなどを使用して PDF（Portable Document）・JPG・TIFF・PNG（Image）・DOC・ DOCX（Microsoft Word Document）ファイルにしておきます。ページが複数枚あるものも１つのファイルにする必要があります。またファイルの大きさは最大4MBですので注意してください。

後日詳しい説明を更新する予定で、実際私がおこなった方法を記録しておきます。
・スマホで撮影した書類（パスポートなど）をPDFにする方法（アプリDropboxを使用）
・複数のPDFファイルを1つにする方法（Adobe Acrobat Proを使用）
・PDFを圧縮する方法（Adobe Acrobat Proを使用）

パスポート（Passport）

就学ビザはパスポートの有効期限を越えて許可されることはありません。パスポートの有効期限が留学期間に十分に足りているか確認しておきます。

必要なページ

顔写真のページ（パスポート番号や期限含む）
スタンプ、ビザが押されている全てのページ
住所が書かれた最終ページ

証明写真（Digital Photo）

デジカメやスマホで撮影した写真で大丈夫です。細かい注意点があるのでIRCCページでの確認をおすすめします。

撮影の注意点

背景は白無地
眼鏡は外す
顔が写真の真ん中（頭から両肩のトップが入る）
顎から頭のてっぺんまでは31mm～36mm
デジタル寸法は420px×540px
画像の解像度(PPI)600px
JEPG または JEPG2000フォーマット
240KB(4MB)以下

➤詳細＝IRCC（Visa application photograph specifications）

学校からの入学許可証（Letter of Acceptance）

入学の申し込みをすると「入学許可証」が発行されます。すでに学費を支払った場合は本文の中に「支払い済み＝Paid in Full」の記載があります。記載が無い場合は、支払った領収書を添付します。また、学費の支払いがまだの場合は学校からの請求書を添付します。

入学許可証に必須の記載事項

学校情報（学校名、住所、DLI番号）
プログラムレベルや内容：Program
学生番号：student ID
学校の入学日、終了日：Start Date、End Date
学費：Tuition Fee（記載がない場合は、学校からの請求書を添付）
支払い済み表記「Paid in Full」（記載が無い場合は、領収書を添付）

残高証明書／財務証明書（Proof of Means of Financial Suppor）

銀行の「残高証明書」を利用します。残高証明書の発行は、銀行に依頼し英文表示で作成してもらいます。また、家族や親の銀行口座の残高証明書でも大丈夫のようです。留学期間中働かずに生活し勉強できる証明をするためのもので、「Application for Study Permit Made Outside of Canada(IMM1294）」に記入する授業料と滞在費と同じぐらいの金額が必要です。