ヨーロッパは3月初旬頃から新型コロナウイルスが深刻化し、外出制限が続いています。各国は様々な手続きがオンラインになったり、公的な料金が免除になったり、補償や交付金などで対応しています。日本も少しずつ動きが出てきたように思いますが、生活費に余裕がない家庭は切迫した状態だと思います。
私たちも生活費を切り詰めていますが、家計も底をついてきました。そんな中、一部の保険会社が「新型コロナウイルスに対する特別取扱」を発表していることを知ったので、必要な人に届くことを願いながら記録します。
もくじ
安心してお金を借りられる「契約者貸付」
「契約者貸付」は保険の掛け金に対して解約返戻金の70~90%の範囲で保険会社がお金を貸し付ける制度です。保険を解約せずにお金の借入ができます。消費者金融やサラ金からお金を借りるのは抵抗がありますが、掛けてきた保険金に対しての借入なので安心してお金を借りることができます。返済に躍起になる必要も無いかな?と思いますし、解約とは違うので保険の補償が無くなるわけではありません。※かけ捨てタイプの生命保険や医療保険の場合はこの制度が適用されません。
金利0%?もしくは低金利でお金を借りる
貸付の金利は保険会社や保険商品ごとに異なり2~8%前後になっていますが「新型コロナウイルスに対する特別取扱」として、契約者貸付の金利を一定期間0%にする保険会社が増えています。2020年5月29日までに借入を行った契約者に対して、2020年9月30日までの金利を0%に設定。現状、今後の見通しが立たないので期限の変更も考えられるかもしれません。保険商品によっては0%にはならないけど、通常よりも低金利で貸付をおこなっているものもあるようです。また、ゆうちょの簡易保険は貸付期間を1年間としています。
即日お金を借りたい。
とにかく時間がない。入金までに数週間、数か月なんて言ってられない!そんな家庭でも上記契約者貸付は、本人確認はありますが審査はありません。利用が信用情報機関に登録されませんし、他のローンの借り入れに影響もありません。
保険料の支払い期間の延長
保険料の払込を9月30日まで猶予してもらえる場合もあります。またゆうちょの場合は通常より最長6か月間延伸してくれます。※保険会社や契約内容によって異なるので直接保険会社に確認ください。
まとめ
うちは長女が住友生命の学資保険、長男はゆうちょのかんぽ学資保険に加入しています。ネットの手続きで簡単に利用できる住友生命から契約者貸付をしましたが、翌日には指定の口座にお金が振り込まれていました。むやみにお金を借りるのには抵抗がありますが、このような事態ですから何を優先すべきかを考えて選択しました。予測できない問題も発生し、八方塞がりで疲労困憊状態の日もありましたが、今を生き延び元気でさえいれば後から立て直し出来る!と強く信じ、毎日を過ごしています。