児童扶養手当が月額38000円多くもらえた?遺族年金も絡む複雑な心境とは(修正あり)

先日このページで記録した内容に再び変更があった事をお知らせします。

結論からいうと、児童扶養手当が役所の間違いで少ない金額で設定されていました

私は娘の父親と14年前に死別していて、その際に遺族年金の受給を申請しました。

その後再婚したため私の分の遺族年金は途中で消滅しましたが、娘は18才になるまで遺族年金を受け取れます。

その金額は1か月43,000円ほどで現在も継続して受給しています。

国内に住民票がであれば、ひとり親になり収入基準額以下だと児童扶養手当の申請ができます。

私の場合離婚時は海外在住で日本に住民票が無かったので、児童扶養手当も児童手当すらも申請することができませんでした。

今年帰国してやっと児童手当と児童扶養手当の申請をしたのですが、長女が遺族年金を受給していたので長女の分の児童扶養手当を受給できないことを知りました。

引っ越し前の役所ではそのように伝えられたからです。

遺族年金と児童扶養手当に関する内容と、役所の手違いで年間45万円ほど多くもらえたかもしれない?数か月間少ない金額を受け取ってたようです。

忘れられないような出来事があったので記録します。

児童扶養手当

児童扶養手当の受給対象者は、「18歳到達後、最初の3月31日まで(高校卒業まで)」または「20歳未満かつ政令で定める程度の障害がある児童」を養育しているかた(親や保護者に限られていない)。

その他所得制限など色々と条件がありますが、わかりやすい説明してくれているサイトがあったので添付しておきます。

➤詳細=児童扶養手当法をわかりやすく解説(アミュエル)

児童扶養手当の全部支給の手当額(月)は第1子43,190円第2子10,190円第3子以降は1人当たり6,110円が加算されます。(※2020年4月以降)

以前から不思議だと思っていたのですが、児童手当だと第3子以降金額が増えることもあるのに、なぜ児童扶養手当は第2子以降急激に金額が減ってしまうのでしょう?(ブツブツ・・・)

児童扶養手当金額と公的年金の両方を受給できない

第一子である娘が遺族年金(児童扶養手当相当額)を受けていることで、娘の分の児童扶養手当は受給できません。受け取れる児童扶養手当は息子(第二子)の分のみです。

➤詳細=児童扶養手当と公的年金/厚生労働省

厳密には、児童扶養手当と公的年金の差額分のみしか受け取れないということになります。遺族年金を娘だけでなく、私も受給していた場合はこれにあてはまるようです。

我が家は娘の遺族年金が43,018円、通常受給できる児童扶養手当が43,190円なので差額172円。

第二子として受給できる金額が10,190円なので、172円の差額を足すと10,362円ですが、なぜか10,330円(32円の差額が不明)が児童扶養手当として振り込まれています。

しかし、我が家の場合は遺族年金を受給しているのは娘のみ。

その場合、娘が受給できる児童扶養手当43,190円から5,000円を差し引いた38,190円が娘の児童扶養手当になります。

第二子である息子の受給額は10,190円ですので、月額合計48,380円が児童扶養手当として受給できるそうです。

役所の手違いで損も得もありえる?

ところが、引っ越し後の市から届いた児童扶養手当証書には第一子と第二子の二人分を合わせて(48,380円)の金額記載がされていました。

「遺族年金の43,018円あるけど、児童扶養手当48,380円が毎月受け取れるの?めっちゃ助かるんですけど~!やっぱりこの市に引っ越してきてよかった~!とかなり喜んでいました♪

それも束の間、この一連の内容をブログに記録するためにも正確な制度の内容と情報が必要だったので、役所に問い合わせの電話をしました。

結果、引っ越し先の役所担当者の勘違いによって発生した間違いだったそうです・・・・(T_T)

後日、48,350円と書かれた児童扶養手当証書は修正され、10,330円に戻っていました。チャンチャン

翌日、再度役所から電話連絡があり、「やはり当初に通知した48,350円が児童扶養手当の給付額です。二転三転して申し訳ございません。」とのことでした。

いや~、いいのよ!ここ数日複雑な心境でやっと吹っ切れた時にこんな朗報!数日ジェットコースターのような気分。

まとめ

ぬか喜びだったとはいえ、すでに今後の生活をシミュレーションしていたので月額38,000円の差額(年間=456,000円)は、貯金0のひとり親家庭にとっては喉から手が出るほど欲しいお金!とても複雑な心境で数日を過ごしています(笑)。

間違って少ない金額を受給していた前市から差額分を支給する連絡が入るそうです。

でも、もし間違ったまま多く受給していたとしたら私は間違った情報を発信していた事になります。それによって困ることになる人も出てくるかもしれません。私がこのような記録を残して発信していく以上、正確な情報を得ることができてよかったんだと思う気持ちと、もしかして間違って多く受給されていた人がこれを境に受給金額が減って生活が大変になることもあり得る?なんて考えると、釈然としない気持ち。もう複雑になりすぎて、何がなんだか分からなくなってきた。

人間がやることですから間違いもあると思いますが、税金や年金などを多く収めすぎていたという逆の事もよくある話です。

もし毎月38,000円を多く支払っていたら、我が家のような経済家計では正直死活問題です(涙)

まさにこの出来事!多く支払っていた同様、少ない金額を支給されていた。

何事も鵜呑みにせずに、自分で情報収集して調べることが大切だと改めて思うのでした。

そもそもとても複雑でレアなケースなので、役所のかたもややこしかったのでしょう。

ネットで調べてもこのような事例はレアすぎて情報を見つけることができませんでした。

私と同じレアな人に役立ちますように♪